地中の虫もはい出すころとされる「啓蟄」だった6日の三条は、最高気温3.0度、最低気温-2.1度と暦とは裏腹に真冬同然の厳しい冷え込みとなった。
日中は吹雪になったかと思うと青空が広がったりとくるくる天気が変わった。明け方はうっすらと雪が積もったうえに凍結した道路も多く、朝の通勤時間帯の燕三条地域は、あちこちでスリップ事故が発生し、ノロノロ運転による渋滞も広がった。夕方になると再び氷点下になり、夜遅くからじわじわと気温が下がった。
西寄りの風も強く、瞬間最大風速は14.5メートルを記録した。
新潟地方気象台が6日午後4時35分に発表した北陸地方週間天気予報によると、向こう一週間は、寒気や気圧の谷の影響で曇りや雪か雨の日が多い。期間のはじめは強い冬型の気圧配置の影響で、荒れた天気となる所がある。
最高気温、最低気温はともに、平年並か平年より低い日が多く、かなり低い日もある。降水量は、平年より多い見込み。