三条雪割草寿会(本井富士雄会長)は8、9日の2日間、「園芸ヌグリー」=三条市新光町=で第15回雪割草展を開き、会員の育てたユキワリソウ約250鉢の展示やチャリティー即売などを行っており、大勢の愛好家が訪れている。
同会は、三条、燕、加茂のユキワリソウ愛好家15人が会員。毎年、この時期に展示会を開いており、会員が育てた約250鉢の展示のほか、愛蔵品の株分けや実生した鉢植えやポット苗を格安で販売している。
売り上げから毎年「三条手をつなぐ育成会」に寄付を続けている「チャリティー販売コーナー」があり、各会員が超格安の値段をつけて提供。今回も、一般の半値から10分の1ていどの超目玉品など、100円から数千円の値段がついている。
初日8日は、午前中はふぶくなど荒れ模様だったが、開会から切れ目なく愛好家が訪れ出足は好調。可憐に咲くユキワリソウに「きれいらね〜」、「これいいね」と話す女性同士や、ひとつひとつに顔を近づけて上から見たり横から見たり黙々と品定めする人もいて、それぞれに早春を彩る花の楽しんでいた。
同会では、「会員が長く育ててきたユキワリソウを見てもらい、奥深さを知ってほしい」と話しており、来場を呼びかけている。
9日は午前9時半から午後4時まで。会場の同店は、国道289号、通称「第二産業道路」を石上大橋方向から市役所通りの信号交差点を過ぎてすぐの三条署の手前側を左折し、突き当たりの右手。近くの三条信用金庫本店職員駐車場を臨時駐車場に借りている。問い合わせは園芸ヌグリー(電話:0256-35-6875)へ。