三条市無形民俗文化財「栄神楽(さかえかぐら)」の保存、伝承する栄神楽保存会が4日、公益財団法人伝統文化活性化国民協会から平成25年度地域文化伝統功労者として表彰された。
文化財功労としての表彰。地区神社での祭礼の奉納、地区行事での演舞、毎年の鑑賞会など長年にわたり栄神楽の保存、継承と後継者の育成に尽力した功績が認められた。
平成14年度に創設された表彰制度で、県内からはこれまでに9人と2団体が表彰されている。今年度は、全国で8人と12団体が表彰され、県内では栄神楽保存会だけ。表彰状は4日、新潟県教育庁文化行政課長から同会会長に授与された。
ことしの栄神楽鑑賞会は23日午後1時から3時半まで老人福祉センター「栄寿荘」で開かれる。