燕市燕地区の宮町商店街振興組合(鈴木雅一理事長)は、オーバーアーケードの撤去をメーンにした「サンロード宮町まちづくり事業」の完工を記念して21日、町内の戸隠神社で新サンロード宮町竣工報告祭を行った。
雨が降る厳しい寒さのなか、組合員をはじめ、鈴木力市長や地元選出の代議士、県議など20人余りが参列し、星野和彦宮司が神事を行った。
鈴木市長は、オーバーアーケードを壊したことで「太陽が降り注ぐサンロード宮町ができるんじゃないか」、さらに宮町商店街のある“宮町”はこれまで行政区の名称だったが、3日から実施された燕地区第5次住居表示に正式に“宮町”という町名が生まれ、「二重の意味で素晴らしいサンロード宮町商店街づくりがスタートした」と前向きにとらえた。
また、宮町商店街に続く大通商店街も同じ時期にアーケードの取り壊しが終わって一足早く完工。両商店街がすべてアーケードがなくなり、街灯が設置された。鈴木市長は「大通り商店街と境目がなくなったという印象」と言い、「ふたつの商店街が力を合わせて本当に大きなストリートとして見ながら取り組むこともこれから大切」と発展を願った。