燕三条プライドプロジェクトツーリズムグループは、4月12日から6月28日まで今春も地元の住民や職人のナビゲートで歩く「燕三条ものづくりの心に出会う『まちあるき』」を行い、24日から前期分を受け付けている。
「燕三条まちあるき」は春と秋の年2回の企画で、今回はその9回目。「ものづくりの心」を共通コンセプトに、燕三条エリアをめぐってその魅力を肌で感じ、発見してもらうと、人気の定番コースや新コースなど毎回、趣向を凝らしたコースを設定している。
今回は、「職人の技」5、「歴史に出会う」8、「美の追求」2、「まちの彩り」3、「食の技」1、「まちあるきイベント」1の6つのジャンルの全20コース。
新設のコースでは、燕市の2つの春祭り、分水おいらん道中と燕戸隠神社の春季例大祭のそれぞれの祭りへと楽しみがつながる内容を盛り込んだ「分水地蔵堂まちあるき」、「つばめ春季例大祭直前!開運まちあるきと『たたみ』の花瓶敷き製作体験」。生誕200年の石川雲蝶にちなんだ「雲蝶の惚れた三条〜まちなか道具工房めぐり」。
さらに、第24回IDSデザインコンペティションで大賞受賞や90歳の女性職人が高い技術で腕を振るうことなどで話題を集めている燕市の柄沢ヤスリも訪問する「つばめ探訪〜熟練の妙技、(有)柄沢ヤスリを訪ねて」など6コースを新設した。
申し込みは、4月に開催する前期分を3月24日から受け付けている。すでに定員に達してキャンセル待ちのコースもあるので、参加を決めたらすぐに申し込みたい。また、5月と6月に実施する後期開催分は、4月21日から受け付ける。
申し込みや問い合わせは、燕三条駅観光物産センター「燕三条Wing」(電話:0256-34-7310・午前10時から午後6時半まで)へ。公式サイトでは、各コースの詳しい内容や実施状況を確認でき、無料で会員登録すればいつでも申し込める。