国際ソロプチミスト新潟ー茜(小松陽子会長・会員27人)は、30日午前10時から加茂市・山内堂で第17回チャリティバザールを開き、ことしも贈答用品や日用品、コメなどを販売する。
会員が提供する贈答品や日用品などの新品の遊休品をはじめ、中古の衣類やバッグなどを市価の半値ほどで販売。地元加茂の農産物、コメやタマゴもあわせて販売する。
さらに会場では、三条商業高校商業クラブの「いかぱんや」がパンを販売し、福祉施設「いからしの里」(三条市)や「雪椿の舎」(加茂市)も出店し、誰でも買物できる。ただ、買い得な品物がたくさん並ぶので毎回、開始時間前から行列ができ、開場から30分余りでかなりの品物が売れるという。
「国際ソロプチミスト」は、管理職や専門職に就く女性でつくる世界的組織で、人権と女性の地位を高める奉仕活動をする団体。新潟ー茜は毎年春、会場を加茂市と三条市で交互に買えて同バザールを開き、ことしで17回を数える。
このほか秋にはチャリティーコンサートを開き、その収益金もあわせて同団体が運営する「茜奨学金制度」の原資に充てている。三条市と加茂市の校長会を通じて中学3年生の対象者を募集し、進学した高校生2人を3年間、支援している。
チャリティバザールは、品物がなくなりしだい終了。会場の山内堂は加茂市仲町2、うのもりや2階。山内堂の電話は「0256-52-9258」。