三条市消防団の石附利英副団長(70)=三条市西大崎2=は、平成25年度消防庁長官定例表彰の永年勤続功労章を受章し、28日に県庁で行われた同表彰の伝達式で、章記(表彰状)の伝達を受けた。
今年度の県内の受章は49人。石附さんがその代表として副知事から大石利雄消防庁長官名の章記の伝達を受けた。
永年勤続功労章は、その勤務成績が優秀で、ほかの模範と認められる者が対象。伝達式で章記を受けた石附さんは、午後4時に三条市消防本部を訪れて、受章を報告した。
石附さんは、酒店を自営。昭和61年に三条市消防団に入団。所属は大崎分団1部で、当時の同分団の改革にも尽力した。平成22年4月からの大崎分団長など各職を経て、24年6月から三条市消防団の副分団長を務めている。
勤続年数は28年。最も印象深いのは、平成16年の7・13水害。当時、大崎分団第1部の部長だった石附さんは、7日間連続で活動。人員を集めるのに苦労したと振り返った。
石附さんは受章について、「大変な名誉で喜んでいます。消防本部、団員の皆さんの協力でいただいたと思っています」と感謝した。