新年度のスタート、1日は終日、抜けるような青空が広がって三条の最高気温は15.5度と4月中旬並みの暖かく穏やかな陽気となった。
明け方の最低気温は3.5度。日中は空に雲がほとんどなく、さわやかな青空だった。冬期間、休園していた燕市交通公園はことしも3月25日、開園してシーズン入りした。小中学校は春休み中とあって平日にもかかわらず大勢の子どもたちでにぎわった。
サイクルモノレールは老朽化などから残念ながら改修工事が終わる7月末まで利用できないが、人気のゴーカートは利用者に切れ目がなく、高校の入学式を待つ女の子3人もゴーカートを満喫。園内は子ども同士や親子連れのにぎやかな声が響いていた。
春の足音は順調に近づいている。燕市交通公園に近い「八王寺の白藤」で知られる安了寺=燕市八王寺=では、四季咲きのサクラが七、八分咲き。花は小さく、葉も同時に開き始めているので華やかさはあまりないが、首都圏では一気に咲き始めたソメイヨシノの開花を待ち遠しくさせられる。
また、道の駅国上=燕市国上=の緑地では、ツクシが高さ10センチほどに伸びて群生している。ヒメオドリコソウが紫色の花を咲かせ、オオイヌノフグリが鮮やかな青紫色の小さな花を開いている。