燕三条エフエム放送株式会社(坂本洋司代表取締役)は2日、JR燕三条駅から燕市交通公園=燕市大曲=に移転、開局した。
午前10時から新局舎で移転開局セレモニーを行った。青空の下市民100人近くも集まったなか、国定勇人三条市長、鈴木力燕市長、坂本洋司代表取締役と遠藤栄松元代表取締役、高橋一夫元代表取締役の5人でテープカットを行った。
引き続きあいさつに代えて午前10時20分から30分間、開局移転記念番組を新局舎から放送し、三条、燕両市長が対談した。
同社は三条市と燕市が支援するコミュニティー放送局。1998年にJR燕三条駅の1階を局舎として間借りしていたが、手狭で駐車場の確保が難しかった。両市に移転先を打診し、燕市交通公園の管理棟を借りることに決まった。
新局舎は燕市交通公園管理棟をリニューアルしてオープンスタジオも開設。坂本代表取締役は2年前に代表取締役に就任し、手狭で仕事ができる環境はなく、できるだけ早く会議もできるスペースのある建物に移ろうと考えていたと言う。
最近は、平日の午前9時から11時半まで放送の「つばめさんじょう系さとちん電波」が人気。また、昨年秋から弥彦まで電波が届くようになり、「弥彦も加盟の話があり、これから進めていきたい」と話していた。