2012年7月14日に開通した北陸自動車道・栄スマートインターチェンジの利用台数が4月3日に上下線合計で100万台を突破したのを記念して三条市は5日午前10時半から100万台突破セレモニーを行い、同インター上り線側で当日利用者10人にプレゼントを行い、利用者代表ひとりに対して贈呈式を行う。
上り線側で行い、その時間に栄スマートICを利用した10人を選び、代表のひとりには栄地区でとれたコシヒカリを5kg、それ以外の9人には2kgをプレゼント。さらにNEXCO東日本からのショッピングバッグやボールペンもプレゼントする。
栄スマートICの利用台数は、開通から629日目の4月3日で上下線合計100万台を突破した。これは県内のスマートICでは2009年9月24日の開通から561日目で100万台を突破した長岡南越路スマートICに次いで2番目に短い期間での100万台突破となった。
栄スマートICは当初、1日利用者を1,000台と見込まれ、そのペースなら100万台突破には3年近くかかる計算。しかし、実際には100万台までの1日平均利用台数は1,589台と見込みの1.5倍以上に達した。
利用は右肩上がりで今も増えつづけており、ことし3月の1カ月間の利用はこれまでで最多の58,799台を記録。平日の1日平均でもこれまでで最多の2,001台に達した。
栄スマートICの認知が進んでいるようで、栄スマートICから近い金子新田工業団地の会社の百パーセントと言っていいほど高速道路は栄スマートICで利用している。また、燕市・分水地区からの利用も多いが、一方で国道116号からのアクセスが悪いという利用者の声もあり、道路が整備されればさらに利用が伸びるはずだ。
三条市では、100万台突破記念のセレモニーを行うことでさらに栄スマートICの利用増のはずみにしたい考えだ。