6日告示された燕市長選で無投票で再選を果たした鈴木力燕市長は、翌7日午前8時20分に初登庁し、100人を超す職員が正面玄関のエントランスで出迎えた。
昨年5月に開庁した新庁舎では、初めての当選した市長の出迎え。青空の下、玄関前に横付けされた市有車から降りる鈴木市長を斎藤純郎総務部長が迎えて玄関をくぐると、職員の大きな拍手が鳴り響いた。
職員から鈴木市長に花束を贈呈。鈴木市長は「日本一輝くまち燕市の実現に力を貸してほしい」と新たに始まるこの先4年間の鈴木市政への協力を求めた。
さっそく先週末までと同じように市長室の席についてこれまで通り一日の職務をスタートした。
鈴木市長は「この4年間、一生懸命、頑張らんばだめらなと決意を新たにしているところ」で、「初心を忘れずに謙虚に市民の声に耳を傾けながら市政運営に全力を尽くしていきたい」。2期続けての無投票当選については、「大勢の方々からご支援いただいたのがやっぱり無投票の要因」と感謝した。
選挙事務所で支持者の万歳にあわせて一緒に万歳しなかったことについては、「前回もそうだったし、今回も一緒に喜ぶんじゃなくて、皆さんありがとうございましたという感謝の意を表現した方が私らしいなと思っています」。
6日夜は応援に来てくれた家族と夕食を食べ、いつも通り午前5時に目覚めた。初登庁には「あんなに大勢の職員が出迎えてくれるとは。うれしかったですね」と話していた。