7日の新潟地方気象台の開花宣言がタクトを振ったかのように、翌8日も青空が続いて一気にサクラがほころび始めた。花咲く春がやってきた。
県央地域の市街地のソメイヨシノは、つい数日までつぼみばかりだったのに、8日はどれもこれも申し合わせたかのようにつぼみを開き始めた。
三条市内では開花が早い日吉神社=四日町=でも、一分咲きとまでもいかなかったものの、咲き始めといったところ。この日の三条の最高気温は15.0度と平年よりやや高く、夕方になると子どもたちがや親子連れがぽつぽつと訪れて遊んだり陽春を味わったりしていた。
ほかにもモクレンの白や紫の花、スイセンやレンギョウの黄色の花も咲き始め、花便りは1週間前とは様変わりだ。