パルム1跡地の共有持分移転登録手続請求の訴訟で最高裁の上告棄却に国定三条市長がコメント (2014.4.11)

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三条市の商業施設「パルム1」を運営していた三条昭栄開発(株)=代表取締役・国定勇人三条市長=が「パルム1」跡地の地元地権者に対して行った共有持分移転登記手続請求の訴訟で、8日付けで被告の上告が棄却されたことについて10日、国定市長はコメントを発表した。

また、ブログ「三条市長日記」でも「パルム1、動く。」と題してこの決定について書いた。ブログでは「中心市街地活性化の観点からも、一刻も早く片付けたいと思っていた案件が漸く目処が付きました。」と始め、「エンジェル」として跡地の売却先の第四銀行に「当初の方針を揺るがすことなく、静観していただきました。」と感謝している。

しかし、「第四銀行さんにバトンタッチするまで気を抜くことはできませんが、いよいよパルム1が再始動します。少なくとも、再始動に向け、大きく事態が動き出しました。」とし、「引き続きのご理解とご協力をお願い申し上げます。」と求めている。コメントの全文は次の通り。

平成26年4月10日
三条市長 國定勇人

パルム1跡地についての共有持分移転登録手続請求事件の最高裁の決定について

三条昭栄開発株式会社が平成23年3月に提起したパルム1跡地の共有部分移転登記手続の訴訟について、平成26年4月8日付で最高裁判所から上告棄却の決定がなされ、三条昭栄開発株式会社が当初から一貫して訴えてきました主張が全面的に認められました。

この度の決定により、パルム1跡地の三条昭栄開発株式会社から第四銀行の売却が行われることとなりますが、これを機にパルム1の跡地が一日も早く中心市街地の活性化に寄与すべく、再生されることを強く期待しております。

私ども三条市といたしましても、パルム1の跡地活用がこれを機に進展していく中で、これまで取り組んできたスマートウエルネス三条の展開、三条マルシェをはじめとするにぎわいの創出など、諸施策を更に積極的に推進していくことにより、中心市街地全体の活性化に寄与してまいります。

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