20日の燕市・分水おいらん道中にあわせた「つばめ桜まつり」が始まった11日、燕市内4カ所でサクラなどのライトアップが始まった。
ライトアップを行っているのは、燕市文化会館前の中ノ口川左岸とそのすぐ近くの水道の塔、おいらん道中が歩く大河津分水路の桜並木、JR分水駅で、「つばめ桜まつり」が終わる27日まで行っている。
燕市内の電気工事業者7社でつくるボランティアグループ「燕を愛するライトアップ倶楽部」(横山三郎会長)が投光器を設置した中ノ口川左岸のライトアップは、毎日午後6時から11時まで点灯。左岸の斜面には大きなサクラの木が並び、点灯初日の11日は、花はまだ咲き始めだったが、遠目の見栄えは花の咲き具合にはあまり関係なく、花はなくても闇夜の黒をバックに輝くように美しい姿を見せた。
通りかかってあまりの美しさに思わず車を止めてスマホで写真を撮る人も多く、すっかり燕の春の風物詩となったライトアップを楽しんでいた。