20日の燕市・分水おいらん道中に向けた初めての「燕さくらイベント」が12日、燕市交通公園と燕市児童研修館「こどもの森」で行われた。盛りだくさんのイベントが繰り広げられ、好天にも恵まれて一足早くゴールデンウイークがやってきたようなにぎわいだった。
会場でまず目に飛び込むのが「はたらく車大集合」。RX-7のパトカー、白バイから消防の最新ポンプ車、重機のバックホー、ロードローラー、ダンプカーなどが並び、子どもたちはそれぞれ運転席に乗って記念写真。どれも行列ができるほどの人気だった。
春の全国交通安全運動期間中でもあり、県警キャラクター「ひかりちゃん」も登場し、交通安全啓発グッズを配布。フリーマーケットや移動販売車もあってお祭りムードで、吉田商工会青年部は燕吉田のB級グルメ、鶏肉のレモンあえを販売し、燕商工会議所青年部はプラ板キーホルダー作りを行った。
「こどもの森」に入れば、オープニングステージのダンスやよさこいソーラン、カロム、フットセラピー、手作りの体験、そしておいらん道中のステージを飾る幅1.5メートル、長さ4メートルの大きな紙2枚に濃淡の違う2色のピンクの絵の具をスポンジボールにつけてサクラの花を描くワークショップも。
「こどもの森」でオープニングの小中川児童館によるダンス
もちろん燕市交通公園には、ゴーカートをはじめ子どもたちに人気の施設が稼働しており、たっぷり丸一日、楽しめる内容で、親子で時間を忘れて過ごしていた。
旧分水町時代から続く分水おいらん道中を燕市全域の行事として盛り上げようと今回、初めて企画した「さくらイベント」。翌13日は吉田地区の吉田ふれあい広場で開き、アルパカがやって来る動物ふれあコーナーやチェンソーアートの実演、セグウェイの試乗体験などが行われる。