三条信用金庫は15日、ことしも春の全国交通安全運動にあわせて、地域のために役立ててほしいと三条市にカーブミラー5基を寄付した。
午後2時15分に同金庫の西潟精一理事長と職員会の浅見秀則幹事長が市役所を訪れ、「すべては地域のために」と西潟理事長から、カーブミラー5基とその設置費用合わせて約50万円相当の目録を国定勇人市長に手渡した。
三条信用金庫は、地元の交通安全に役立ててもらおうと昭和49年からほぼ毎年、職員会と合同でカーブミラーを寄付している。今回の5基を含め、同金庫が寄付した数は291基となり、老朽化などによりすでに入れ替えもあるが、その数は市全体に設置されている2,237基(3月24日現在)の約13%にあたる。
国定市長は、「毎年、カーブミラーと防犯灯の設置要望は止まりません」と要望は延々とあるとし、「大切に使わせていただきます」と長年にわたる寄付に感謝した。
市は寄付を受けたカーブミラーを優先順位の高い順に新設や入れ替えしており、今回は東鱈田2、西大崎2、南四日町4、桜木町、月岡1地内の三条市内5カ所で、4月6日までに設置を完了している。
また、同金庫は毎年6月15日の「信用金庫の日」にあわせ、平成11年度からのボランティア活動の一環として全店舗で職員会を中心にカーブミラーの清掃を行っている。三条信用金庫は活動の一環として、全店舗でそれぞれのエリア内の通学路を中心にカーブミラーの清掃やごみ拾いなど美化活動を行い、社会貢献に努めている。