JR東日本は、燕市・分水駅のサクラ並木のライトアップにあわせて16、17日と23、24日に臨時列車の快速「分水夜桜号」を運行する。
各日とも「きらきらうえつ」4両編成を往復1便を運行する。一部指定席。いずれも行きは17:53新潟駅発、19:10分水駅着、帰りは20:08分水駅発、21:30新潟駅着で、1時間近く分水駅に滞在する。
20日行われる分水おいらん道中のおいらん役も参加し、初日16日はおいらん役4人と、それぞれの前を歩くほうかん役4人が全員そろって分水駅で乗客を出迎え、写真撮影などにこたえる。
分水駅は改札と反対のホームの後ろにずらりとサクラ並木が並ぶ。先週末から見ごろを迎え、週明けには満開になった。どれも巨木で枝ぶりも見事。ことしも絵に描いたかのような豪華なサクラの満開を披露している。
夜になると十数基の投光器が点灯してライトアップされ、一段と美しい。サクラの下には大河津分水をイメージした青いイルミネーションが敷かれ、駅前広場にもイルミネーションを設置してあり、ひっきりなしに見物客が訪れる。
駅前広場には分水商工会青年部が分水おいらん道中が行われる20日まで観光案内所「桜茶屋」を開設している。毎日午後6時から9時まで、客が多ければ10時ころまで営業。昨年までは大河津分水桜土手の付近に開設し、分水駅前での開設は初めて。メニューの多さと味には定評があり、もちろんビールも。ことしはチョコバナナ(100円)が登場し、列車が分水駅に到着するたびににぎわっている。分水夜桜号の停車駅と発着時刻は次の通り。
【行き】新潟(17:53発)→新津(18:10発)→加茂(18:27発)→東三条(18:36発)→燕三条(18:43発)→分水(19:10着)
【帰り】分水(20:08発)→燕三条(20:34発)→東三条(20:41発)→加茂(20:52発)→新津(21:09発)→新潟(21:30着)