分水おいらん道中に向けて燕地区と吉田地区で行ったプレイベントはいずれも絶好の青空と花見日和で大にぎわい (2014.4.16)

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20日の燕市・分水おいらん道中に向けた初めてのプレイベントが12日の燕地区での「燕さくらイベント」に続き、翌13日は吉田地区の「吉田さくらイベント」が開かれ、絶好の花見日和に恵まれて大勢の人出でにぎわった。

13日開かれた「吉田さくらイベント」で大人気だったアルパカ
13日開かれた「吉田さくらイベント」で大人気だったアルパカ

12日は燕市交通公園と燕市児童研修館「こどもの森」で開かれ、この日も晴れてゴールデンウイーク並みのにぎわいだった。その勢いを借りるように13日に吉田ふれあい広場を会場に開かれたイベントは、前日を上回るほどのにぎわいだった。

この日の最高気温は、三条で17.8度の春本番の陽気。イベントを目当てに訪れた人だけでなく、見ごろを迎えた公園内のサクラの花見に訪れた人が多く、少年サッカー大会も開かれていたので、広大な駐車場は朝から満杯状態が続いた。

=満開のサクラで花見客などでにぎわう吉田ふれあい広場が会場
満開のサクラで花見客などでにぎわう吉田ふれあい広場が会場
スノーピークによるセグウェイ体験も参加者に切れ目がなかった
スノーピークによるセグウェイ体験も参加者に切れ目がなかった

いちばん人気を集めたのが、動物ふれあいコーナーのアルパカ。長岡市の旧山古志村のアルパカ牧場から3頭がやって来た。アルパカの周りはいつも人だかりでき、体毛にさわって「もっこもこ!」、「生きてる!」とおとなも子どもも声を上げて初遭遇に感激。帰ろうとする親に手を引かれて、もっとアルパカを見ていたいと大泣きする子どももいた。

動物ふれあいコーナーではもう1種類、寺泊水族館からリクガメ1頭もやって来て、こちらも大人気。体重25kg以上もある大きなリクガメで、天気が良かったので外へ出すと休みなく草を食べてご機嫌だった。

チェーンソーアートを披露した田上町出身の小野さん
チェーンソーアートを披露した田上町出身の小野さん
小野さんがチェンーそーだけで彫刻した作品、中央のフクロウがこの日、会場で作った作品
小野さんがチェンーそーだけで彫刻した作品、中央のフクロウがこの日、会場で作った作品

さらにチェーンソーアートとウッドクラフト、セグウェイ試乗体験、ゴールデンステージ、燕市観光PRキャラクター「きららん」登場。チェーンソーアートは田上町出身で長野県に住むチェーンソーアーティスト小野隆治さん(52)が丸太をチェーンソーで削ってフクロウの立体像を作る技を披露。その後もウッドクラフト体験を指導した。

仕事の関係で長野へ移ってから名古屋の師匠にチェーンソーを学び、最近はイベント出演も増えている。一緒に訪れた妻は会場のすぐそば、燕市佐渡山の出身で、いずれは新潟に戻る考えと話していた。

燕市では初めてのスノーピークによるセグウェイ試乗体験も参加者に切れ目がなく、フードコートにも行列が絶えなかった。燕、吉田の両方のプレイベントはこれ以上ない陽気に恵まれたが、問題は分水おいらん道中の20日の天気。予報では雨が降りそうで、関係者は晴れまでは望まないが、とにかく昨年に続いての雨だけは免れるよう祈るばかりだ。


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