第48回お寺で音楽を楽しむ会の作曲家シリーズ第8弾「ビギナーからマニアまで夢中になれるチャイコフスキー」が20日午後3時から燕市大曲、福勝寺で開かれ、ピアノに中央から新美光映さんを迎えて新潟の音楽家とともに三重奏などを楽しんでもらう。
新潟からの出演は、この会ではおなじみの「アンサンブルオビリー」からバイオリンの佐々木將公とチェロの片野大輔さん。ピアノ三重奏曲「偉大な芸術家の思い出のために」で中央と新潟の新潟の協演を披露するほか、ピアノ独奏版「白鳥の湖」や「くるみ割り人形」を演奏する。
今回は新潟の2人からのオファーに新美さんが応えてくれて実現する。新美さんはたびたび、この会に出演しており、今回は昨年6月に出演して以来。「偉大な芸術家の思い出のために」は難曲とあって、2月28日に東京で丸一日かけて合わせを行って本番にのぞむ。
料金は1,000円で終演後の交流会の参加は1,500円。詳しくは福勝寺(電話:0256-63-5004)へ。新美さんのプロフィールは次の通り。
新美光映さんプロフィール
東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校、同大学器楽科を経て同大学大学院音楽研究科を修了。ドイツ国立デトモルト音楽大学ドルトムント校を経てドイツ国立エッセンフォルクヴァング音楽大学大学院を最優秀の成績で修了、国家演奏家資格を取得。
第43回全日本学生音楽コンクール全国大会中学生の部第1位、第11回園田高弘賞ピアノコンクール第2位、第3回マリエンバートショパン国際コンクール第3位、第1回ショパン国際コンクール(in ASIA)派遣部門第1位、第1回パドヴァ国際音楽コンクールピアノ部門第1位、第8回パヴィア国際音楽コンクールピアノ部門第3位、第9回ラッコニージ国際音楽コンクールピアノ部門第1位、第4回A.ナポリターノ国際ピアノコンクール第3位入賞。
これまでに、日本、ヨーロッパ各地にて「芽吹く丘のコンサート」、「大垣音楽祭」、奏楽堂「2000年ショパン全曲演奏会」、「ショパン・リストマチネー」、「Klavier-Festival Ruhr」等のコンサートに出演の他、「パドヴァ音楽協会」、「ピアノフォルテフェスト・マイセン」、「ボーフムThuermerホール」等の主催による各コンサートシリーズにリサイタル出演。これまでに、吊古屋フィルハーモニー交響楽団、九州交響楽団、マリエンバート市立管弦楽団、チェルボ国際音楽アカデミーオーケストラ、ベルギッシュ交響楽団と共演。
現在、共立女子大学非常勤講師。