県内のハンドメイド作家や雑貨店などの手作り品を販売する「カントリー&クラフトフェスタVol.13」が20日、三条商工会議所で開かれ、お気に入りを探す大勢の買物客で会場はあふれた。
毎年、春と冬の年2回開いている。このイベントでしか手に入らない商品など選りすぐりの手作り品が並び、リピーターと口コミで回を重ねるたびに来場者が増えている。
今回も布小物や雑貨をはじめ、カントリー木工小物、テディベア、トールペイント、アクセサリー、リース、子ども服、ベビー小物、ミニチュア小物、革小物など手作り品を中心に県内から50の出店者が並んだ。
開場前には会議所1階のロビーから外まで150人以上が行列を作った。午前10時半にオープンすると、行列は吸い込まれるように会場へ。目当ての出店者へ直行の人もあり、人気の出店者の前には商品を見ることもできないほどの黒山の人だかりができ、会場内もあっという間に人であふれた。
長岡市の出店者が作る布製のバッグをいちばんの目当てに毎回、友人3人で参加している女性は、今回は会場の1時間ほど前から並び、目当てのバッグを1人が2、3個ずつ購入することができたと、まずは目的達成。もう少し買い物を楽しんでから、3人でランチをするのが毎回定番のコースと話していた。
会場内は大勢の人で、先に進めないほどの時間帯もあったが、2周も3周もしながら好みの品を見つけ、買物を楽しむ人が多かった。次回は11月30日に開く予定だ。