8月16日から18日まで燕市で開かれる第2回東京ヤクルトスワローズカップ少年野球大会に向けた担当者会議が21日、燕市役所で開かれた。
ヤクルトゆかりの地の少年野球チームが野球で交流を図ろうと昨年、始まった大会。参加はヤクルトのキャンプ地になっている愛媛県松山市、沖縄県浦添市、宮崎県西都市、それにヤクルトとのコラボ事業を進める燕市の4市。昨年の第1回大会は11月16、17日と松山市のマドンナスタジアムで開かれ、各市から1チームが出場し、松山市選抜が優勝、燕市から出場の吉田ジュニアクラブが準優勝した。
その第2回となることしは燕市が会場のことから燕市で担当者会議が開かれたもので、各市とヤクルト球団から担当者2人ずつが出席。前日20日に燕市を訪れて分水地区で開かれた分水おいらん道中を見物し、21日は午前9時から鈴木力市長を訪問したあと担当者会議を開き、大会概要について話し合い、確認した。昨年は1泊2日の強行軍だったが、ことしは夏休みにぶつけて2泊3日の余裕をもった日程にした。
ヤクルト球団からは元ヤクルトのユーティリティー選手として活躍した度会博文さん(42)が広報部の担当として出席した。また、浦添市は段ボールを市章の形に切り抜いて色を塗った仮面を着けるだけのゆるキャラ「ウラソエ仮面」が参加してついでに浦添市もPRしていた。
鈴木市長は、今回はプロ野球シーズン中での開催であり、ヤクルトのキャンプにあわせた開催ではないが、逆に夏休みやれるところを生かし、野球をするだけじゃなく、子どもたちが野球以外でも交流できるような企画を願っていた。