燕三条プライドプロジェクト朝カフェ実行委員会は5月18日、「燕三条『畑の朝カフェ』」のファンクラブ的コミュニティ「朝カフェ倶楽部」の会員を対象に、交流を目的とした朝カフェ「朝カフェ倶楽部 ファンミーティング」を開く。
午前8時から10時半まで三条市井戸場、渡辺果樹園で開く。参加費は1人2,000円、定員50人で、先着順で申し込みを受け付けている。
県内有数の果樹産地の三条市大島地区にある渡辺果樹園は、ブドウと和ナシ、洋ナシ「ル レクチエ」などを生産している。これまでブドウの実がまだ青い6月と収穫期の9月に朝カフェを開いているが、5月に開くのは初めて。
ファンミーティングで園内を巡る「わくわくクルーズ」、朝カフェで定番のミニ農作業体験、燕三条のベーカリーのパンに燕三条産のジャムやハーブティーなどの朝食を果樹畑で体験してもらう。
朝カフェは、地域の畑を会場にその農園ならではの魅力を感じてもらうのが目的だが、今回は会員と朝カフェを運営する生産者や実行委員会メンバー、会員同士の交流が最大の目的。通常の朝カフェメニューとともに交流も楽しんでもらう。朝カフェについての意見交換を行う時間も用意しており、同実行委員会がこれまでの取り組みや今後の展開などを説明し、会員の率直な意見を求めていく。
畑の朝カフェは、2012年の試行からことしで3年目。さらに深化させるためにも参加者の思いをフィードバックさせようと意見交換会を盛り込む。毎回、定員を上回る人気でなので、少しスタイルを変更させてでも定員をふだんの2、3割増しにし、同倶楽部の特典として会員限定で募集を開始した。
会員には全国の約450人が登録している。ファンミーティングへの参加は会員限定だが、会員でない人もホームページの申し込みフォームから無料で会員登録できる。問い合わせは事務局の燕三条地場産業振興センター燕三条ブランド推進室(電話:0256-36-4123、平日9時〜17時まで)へ。