新潟市のクラシックギタリスト、広瀬恵子さんが24日、燕市大曲、特別養護老人ホーム「白ふじの里」を慰問して懐かしい曲を中心にギター演奏を披露した。
広瀬さんは、新潟県中越地震が発生した翌年の2005年にもほかの演奏家とともに「白ふじの里」を慰問しており、今回はそれ以来の訪問。黒と赤のシックな衣装でギターを構え、誰でも聞き覚えのあるバッハの「主よ人の望みの喜びよ」から、「早春賦」、「どこかで春が」、「荒城の月」、さらに「影を慕いて」と唱歌や演歌まで、お年寄りにあわせた曲を演奏した。
今回は「白ふじの里」から出演を依頼した。会場の多目的にホールには約50人の入居者が集まった。演奏に聴き入り、知っている曲ではハミングしたり、歌詞を覚えている曲は歌ったりと、懐かしい曲にほおが緩んでいた。