燕三条地場産業振興センターは、ゴールデンウイークの5月3日から6日まで開く「じばさんGWフェア2014」に先駆けて26日から「金物市」を開いており、包丁や鍋などのキッチン用品や園芸用品を特設会場で販売し、品質のいい地場産品をアピールしている。
ゴールデンウイークを利用した県内外の観光客や帰省客などに地元製品のPRをしようと連休後半の3日からフェアを開くが、行楽や帰省も分散化しており、フェアに先行して金物市を開いている。
金物市では、数量限定の業務用ステンレス三層鋼のシチューパンやフライパン、半寸胴鍋などを特価で販売するほか、鍋やフライパン、ざる、包丁などのキッチン用品や園芸ばさみなどが並ぶ。通常の小売価格より安価で販売している同センターの展示即売場の価格より、さらに値引きした買い得品もある。
展示即売場とあわせて人気なのは、銅製の山菜鍋、土産や贈物にとチタンやステンレス製のタンブラー、常時500本以上の品ぞろえの包丁などで、それぞれコンスタントに売れる定番商品ではあるが、県内外から行楽で訪れる人たちにも好評だ。
5月3日から6日までのフェアでは、「にいがた県央マイスター」による手掘り彫金・彫刻(4日)、鎚起銅器製造(5日)、キセル製作(6日)の実演や体験、包丁研ぎ(3日)、鎌・鍬説明販売(3、4日)、ちびっこコーナーなども行われる。