燕市観光協会が国上山山開きを行って入山者の安全を祈願 (2014.4.30)

燕市観光協会（山崎悦次会長）は、29日午前10時から国上山の中腹にある燕市国上、国上寺本堂前で国上山山開きを行い、関係者や登山者100人近くが参加して入山者の安全を祈願した。

登山者が100人ほどが参加し、山崎燕市観光協会会長、鈴木力燕市長のあいさつのあと国上寺の山田光哲住職が読経を行って安全を祈願。登山道の登り口前に紅白の張ったテープに鈴木市長と燕市観光協会の山崎会長、美内信孝副会長と田中公一副会長、山田住職、一般登山者の6人ではさみを入れた。

さっそく登山を開始し、続いて同じ日に行われたNST国上山健康トレッキングで国上山のふもとから登ってきた参加者330人も次々と国上寺の登り口から頂上を目指した。

また、朝日山展望台では地元の石州流越後野村派による野だてが行われ、登山者や一般の人に茶をふるまった。

予報では雨が心配されたが、午前中は青空が広がって最高気温23.1度。暑いくらいの陽気で、さわやかな新緑のなかを頂上目指して登った。

鈴木市長も登山した。もともと山登りが好きだが、なかなか登山する時間がなく、この日は昨年6月に弥彦山登山をして以来の登山。とはいえ毎日、スクワット100回をこなしているとかで、ブランクを感じさせず1時間余りの登山を余裕でこなしていた。

国上山には毎年約6万人の入り込み客があり、登山のシーズンインにあわせて入山者らの安全を祈願するとともに、国上地区への誘客を図ろうと毎年、山開きを行っている。