ゴールデンウイーク最終日の6日、三条市・中央商店街周辺を会場に今年度最初の「三条マルシェ〜ごった市@ホコテン〜」が開かれた。好天にも恵まれて人出は主催者発表で2万7,800人を数え、今回のテーマの「始マルシェ」にふさわしく今年度の三条マルシェは幸先のいいスタートを切った。
あいでん本町店前から昭栄大橋たもとまでの中央商店街大通りと本寺小路、三条別院境内。周辺道路を通行止めにして午前10時から午後3時まで開かれた。
昨年度の第1回より6店舗多い79店舗が出店。飲食を扱う店舗をはじめ、キッチンカー、食品・農産物、日用品、リラクゼーション・サービス、クラフト・雑貨などを提供する店が並んだ。
三条信用金庫中央支店前で開会式を行った。今年度から三条マルシェ実行委員委員会の委員長に就いた加藤はと子さんと国定勇人三条市長のあいさつのあと、吉本興業の新潟住みます芸人、猫デココ関田さんの「三条マルシェもりあげ隊長」就任式を行った。
猫デココ関田さんは、三条市下田地区出身の28歳。国定市長は猫デココ関田さんに隊長のたすきと三条マルシェのオリジナルTシャツ、委嘱状を手渡すと猫デココ関田さんは、これまでの夏季五輪開催地を10秒以内で言う一発芸も披露して、微妙な感じでオープニングを盛り上げた。
みんなで童心に返ってシャボン玉飛ばしに続き、フォーチュンクッキープロジェクトがスタート。AKB48の「恋するフォーチュンクッキー」の生演奏に合わせてフラッシュモブ風に踊り手が集まってきて踊るというプロジェクトだ。
演奏はこのあと出演した吉田睦&ゴールデンズのメンバーが担当し、ノリノリのディスコサウンドを見事に再現。踊りでセンターをとったのは、司会を務めた三条市に住む元浅草芸人の縁竹縄さん。あらかじめ仕込んであった子どもたちのほかに、踊りをマスターしている来場者やスタッフも踊りに加わり、ついには国定市長もかり出されて「全然、練習していない」と言う割には思い切りのいいダンスで大いに盛り上げて幕を開けた。