昨年度、燕市で始まった「つばめ若者会議」に参加した両市の職員がきっかけとなった両市の若手職員による勉強会が11日、三条市厚生福祉会館で開かれた。
三条市が平成25年と26年採用、燕市が24年から26年採用のそれぞれ7人、22歳から34歳までの合わせて14人が参加し、午後3時から5時半ころまで開いた。テーマは観光で、互いに市の観光の現状などを報告したあと、「情報の発信力が弱い」と課題をあげたり、「フェイスブックをうまく活用できないか」と提案したりと熱心に情報交換し、質問をぶつけていた。
燕市が昨年度、20年後の燕のビジョンをつくろうと始めた「つばめ若者会議」には、市民のほかに市職員も多く参加し、三条市職員の燕市民もいた。会議で交流を深めるなかで、メンバーの両市職員が似たような世代で互いに議論してみたいという話になり、3月1日にテーマを設定せずに初めての勉強会を開いた。隣接しながらこれまで両市の職員の勉強会はこれまでほとんど例がなかった。
この日はその2回目。当面は勉強会から何かのアクションを起こすことは考えていないが、今後も定期的に勉強会を開いて、まずは互いを知ることから始める考えだ。