三条市では、子どもたちに「ものづくりの現場で働く」ことに興味、関心をもってもらおうと、全国の子どもたちに人気の職業体験施設「キッザニア」と連携して8月8日から10日まで(仮称)「キッザニア in 三条」を行うので、体験プログラムを提供する事業所を募集している。
キッザニアとは、数十種類以上の仕事や習い事、サービスから子どもたちが好きな仕事にチャレンジでき、リアルな社会体験を通して、社会のしくみを学ぶことができる職業体験の施設。日本には東京都と兵庫県の2カ所にある。
その三条版となる「キッザニア in 三条」では、「鍛冶職人コース」、「包丁職人コース」、「三条の道具を使うコース」、「市役所のお仕事体験コース」の4つのプログラムを行うが、参加事業所を募集しているのは、「三条の道具を使うコース」。三条市で作られた道具を子どもたちが使い、その品質の良さを実感し、その体験したことをレポートする「ものづくりレポーター体験」を提供する。
体験プログラムの内容は各参加事業所が自由に設定できるが、体験レポートのフォーマット作成やイベントコンセプトの共有などをキッザニアが行う。対象は小学1年生から中学3年生までを予定しており、各事業所で時間や人数、対象者など自由に決めることができる。
対象は、三条市内の工場、施設などで自らの工場で製造している「道具」を使う体験を子どもたちに提供しようとする法人と個人。単独企業ではなく、メンバー1社の工場。あるいは施設に集まって、グループで参加しても構わない。
内容は三条の道具を使って、品質の良さを実感させられる体験メニューであることが必須。必須ではないが、工場見学を行ってもいい。
募集事業所数は10から20工場ていどで参加費は無料。参加したい事業所は、16日までに事務局の三条市経済部商工課(電話:0256-34-5511・内線212、ファクシミリ:0256-33-5732)へ。