三条夏まつり協賛会(会長・斉藤弘文三条商工会議所会頭)は、ことしで第10回の節目となる三条夏まつりの第1回全体会議を開き、8月1、2、3日の3日間にわたって開催する夏まつりの基本計画などを決めた。
この日の議事は、第10回三条夏まつりの基本計画、収書予算、今後のスケジュールについてなどで、すべて事務局の示した原案通り承認。ことしも初日1日は、午後6時の開会宣言に始まり、凧と凧ばやし踊りパレード、市民民謡踊り流し。2日は大花火大会、3日は商店街夜店市、三条総踊り、三条夏神輿を行う。
会長の斉藤会頭はあいさつで、先の三条祭りでの雨の中の舞い込みは市民に感動を与えたとし、関係者の決断に対して敬意を表した。昨年5月に同協賛会を通年組織に変えたことや各地の祭りで事故が多発したとを話し、警察や消防、関係機関と綿密な計画を練って決して事故のない夏まつりにしたいとした。
さらに、「これから8月までいろんな会議会合があるが、皆さんから英知を集めていただき、いろんな提案をしていただき、10回の節目にふさわしいような夏まつりができたら、これほどうれしいことはない。それによって市民も必ずや満足していただけるんだという気持ち」とし、率直な意見を期待した。
三条市はことし、平成16年の7.13水害から10年、17年5月の市町村合併から10年、三条夏まつりも10回目の節目になる。タイトルは「輝く三条(まち)切り拓く技と強い絆 祝三条市合併10周年7.13水害復興10周年」と冠した。
また、民謡踊り流しでは本部席をこれまでの昭栄大橋下から昔のように中央商店街に移す。昨年一ノ木戸商店街を会場とした三条総踊りもそれ以前のように中央商店街に戻して行う。大花大会は、事業所の周年記念や個人の誕生の祝いなど記念花火の募集を強調して宣伝することにした。