23日午後7時から燕市・戸隠神社裏の中央集会場=燕市宮町=で富山県のNPOバンク「はちどりBANK@とやま」の代表、向早苗さんを講師に迎えた講演会が開かれる。
向さんは1969年富山県富山市生まれ。短大卒業後に銀行に就職。結婚を機に退職。6年ほど前からNPOバンクに興味をもって富山で立ち上げようと動き始め、2011年に「はちどりBANK@とやま」を設立。パン教室の講師をしながらはちどりバンクの運営に携わっている。
NPOバンクは非営利金融機関。活動や思いにに共感する市民や企業から出資金を募って融資し、市民で金を循環させて地域が良くなることを助ける。
講演会を主催するのは、燕市に住む鎚起銅器職人の大橋保隆さん(38)。環境系の活動を通じて以前から向さんとは知り合いで、「はちどりBANK@とやま」の設立前から活動に注目してきた。
その活動と同時に向さんを地元に紹介したいとの思いもあり、今回の講演会を企画。「地域でお金を生かすことを考える時間にしたい」と言い、“ツバメバンク”の誕生も視野にあり、興味のある人に広く参加を呼びかけている。意外と燕市内からの参加申し込みが少なく、地元からの参加も期待している。参加費は1ドリンク付きで1,000円、定員40人。申し込みや問い合わせは大橋さん(電話:090-8610-7017)へ。