燕市は来庁者のおもてなしをと、このほど市役所1階エントランスに応接セットやカウンターを設置した。
昨年5月の新庁舎開庁から1年間。使ってみないと気が付かないことも多く、この間、使い勝手が悪いところや不具合を改善してきた。今回もその一環。
1階エントランスは2組のシンプルなテーブルといすがあるだけだったが、備品にあったいす6脚の応接セット1組を設置するとともに、新聞や雑誌も配置。窓際にカウンター5つといす6脚を新設した。
正面玄関前には、市の循環バスや予約制乗合ワゴン車「おでかけきららん号」のバス停がある。バスやタクシーの待ち時間をゆっくり過ごせるようにと配慮したもので、カウンターからはバス停が見えるので、バスを逃すことがない。
これによりエントランスのすっきりした印象は薄れたが、見栄えよりも来庁者の利便性を重視。近くにある売店も入り口が脇にあって何となく入りにくいが、間もなく正面からも入られるように手直しし、おもてなし度を向上させる。