燕三条地場産業振興センターが運営するレストランメッセピアでは、メーン料理で使用するカトラリーを、フランスやアメリカタイプなどの高級カトラリーから選んで食事ができる産地ならではのサービス「選べるカトラリー」を展開している。
午前11時から午後3時までのデイリーランチ(1,296円)やランチセット(1,728円)などの食事メニューで使用できるサービス。
選べるカトラリーは通常版1種類を含めて4種類。ちょっと小さ目なジャパンスタイルの「ミルトア」(小林工業)、洋白銀器の「月桂樹」(燕物産)、アメリカで販売される「YAMAZAKI」ブランドの人気シリーズ2種で、柄が黒クロームメッキとゴールドがアクセントの「ビザンティン」とゴールドのきめ細やかな細工の「カシェ」(いずれも山崎金属工業)の3種を用意する。
「月桂樹」は、大正初期から90年以上使い続けられているシリーズで、北海道函館の老舗レストラン「五島軒」や東京の上野精養軒でも使われているという。
それぞれのシリーズは、フォーク、ナイフ、スプーンの3本の価格が4,000円から10,000円。希望すれば購入も可能だ。
また、同店では、カトラリーはもとより、チタン製のタンブラーやマドラーなども使用しており、積極的に地場産品をアピールしている。
同レストランの赤塚支配人は、観光などで訪れるお客様に燕三条地域の魅力を知ってもらうのはもちろん、地元の人にも見直してもらうきっかけとなり、みなさんに食事を楽しんでほしいと話している。