燕市と東京ヤクルトスワローズのコラボレーションで生まれた同市東太田地内の農業体験田「スワローズ・ライスファーム」の田植えが24日行われ、スワローズのマスコットで燕市PR隊鳥の「つば九郎」と首都圏からの日帰りバスツアーに参加した40人が一緒に田植えを楽しんだ。
三条で最高気温は24.5度を記録し、Tシャツで過ごせる夏の陽気に恵まれた。この日は市内のほとんどの小学校の運動会とぶつかって、地元の参加者はいつもより少なく、数十人ていど。ツアー客は観光バス1台で訪れ、つば九郎ファンばかりとあって、つば九郎の姿を見つけると歓声を上げて喜び、さっそく記念写真やサインをねだってにぎやかだった。
参加者は苗を受け取るとさっそく田んぼに入った手植えに挑戦。はだしになって田んぼに足を入れると、ひんやりしてぬるっとした感覚におとなも子どもも黄色い声を上げた。最初は泥に足を突っ込むことを嫌がっていた都会っ子もいったん、足を入れてしまえばその新鮮な感覚にご機嫌だった。
つば九郎は、いつも通りマイペース。参加者を田んぼに落とそうと相撲をとったり、ぬいだサンダルを田んぼに投げ入れたりとやりたい放題で笑いを誘っていた。