6月1日に燕市役所で開かれる「第7回つばめママフェス」にあわせて市役所南側の芝生を敷いた「まちづくり広場」で青空市「つばめるしぇ」が開かれる。昨年5月に新庁舎が開庁してからも1年間は芝生の養生のため「まちづくり広場」は利用しておらず、今回の「つばめるしぇ」は、いわばそのこけら落としともなる。
規模の大きさやにぎわいで県外からも注目を集める2010年にスタートした「三条マルシェ」にあこがれてその燕市版の形で12年の青空即売会から始まったのが「つばめるしぇ」。分水おいらん道中や200mいちびなど集客力のあるイベントとの同時開催でこれまで5回、開いた。
年2回開かれている「つばめママフェス」にあわせて開くのは今回が初めて。これまでは市が主催したが、今回から民間の16人を委員に28日に発足したばかりの「つばめるしぇ実行委員会」(白井悟実行委員長)が主催する初めての「つばめるしぇ」ともなる。
午前10時から午後3時まで店開きし、飲食関連を中心に22店が出店、うち7店が初出店。菓子、キムチ、たこ焼き、綿あめ、から揚げ、飲食以外ではスプレー缶を使ったアート、アクセサリー、手作り雑貨などの販売がある。
さらに「つばめ若者会議」のスポーツチーム「SMART」が芝生を生かしたイベントを提供する。午前10時半からオープニングイベントで燕市ジュニア新体操クラブがご当地ソングの「恋つばめ。」と「笑顔招福」にあわせた新体操演技を披露。スポーツにちなんだチャレンジを午前11時からと午後1時半からの2回、いずれも30分間行い、参加費200円でストラックアウト、ケンパ、縄跳び、バスケットボール、サッカーに参加でき、親子でたっぷり楽しめる。
30日は看板を作ったり、テントが飛ばないようにするための重しを運んだりと準備した。重しは1個20キロで200個あり、計4トン。2トントラックで2往復して運び、ステンシルで主にてスプレーで「つばめるしぇ」の文字を入れた。予報では当日は天気の心配はなく、大勢の来場に期待している。