国際交流と競技力向上を目的にした第53回日・加親善高等学校レスリング大会新潟・三条大会が2日、県立新潟県央工業高校体育館で開かれ、カナダのアルベルタ州・サスカチュワン州選抜チームと新潟県選抜チームが交流試合を行った。
主催は(公財)日本レスリング協会。カナダチームは、マイク・ダン団長と2人のコーチ、14歳から18歳の選手13人。日本チームは、樋口正巳団長(東京学館新潟)と2人のコーチ、選手は新潟県央工業、北越、日本文理の13人。50?級、58?級、63?級、74?級、96?級、120?級の7階級で13試合を行った。
カナダチームは、6月30日に成田から夜に新潟入り。初日は同校の同窓会館に宿泊。翌1日は弥彦神社や寺泊などを観光したあと同校に戻り練習を行い、市内のホテル泊。この日2日は、午前中、練習を行い、午後1時から同大会の開会式に続き、試合を行った。
同校では、各教室を回って生徒の歓迎を受けるなど生徒同士の交流もあった。また、試合中は同校生徒がカナダ国旗のミニ旗を手にマットを囲んで観戦。迫力ある両チームの試合を目の前に、大きな声援を送っていた。同校での大会後、カナダチームは山形に向かった。