燕市・JR吉田駅前周辺で開かれる定期露店市「一・六の市」にあわせて6日、燕市の露店イベント「つばめるしぇ」が開かれ、昔ながらの露店と新しい露店が屋根を並べて市民を呼び込む。
毎月「一」か「六」のつく日に開設される定期露店市で車両通行止めになる吉田旭町一丁目から吉田上町地内の通りを会場に午前8時から午後2時まで開かれる。定期露店市には毎回約30店舗が出店。その間に入るような形で、つばめるしぇの12店舗が出店する。
ドライカレー、たい焼き、たこ焼き、スムージー、団子、スイーツ、おにぎりなどを販売する店やコケ玉、手作り雑貨の販売、スプレー缶で絵を描くパフォーマンス、ハンドマッサージの提供などを行う店舗が並ぶ。
同時に午前10時から正午まで子どもを対象にしたクイズラリーを行う。店などに隠されているクイズに全問回答して本部に持って行くとプレゼントがもらえる。参加は午前11時半まで受け付け、先着100人まで参加できる。
つばめるしぇは一昨年の燕青空即売会に始まり、分水おいらん道中、200メートルいちば、酒呑童子行列などと同時開催する形で、つばめるしぇを開いている。定期露店市での開催は、つばめるしぇのにぎわいを既存の商店街、中心地の日常的なにぎわいにもつなげようというねらいもある。昨年も9月に計画したが雨で中止になっている。
また、昨年度までは燕市が単独で行ったが、今年度から行政と民間で実行委員会(白井悟実行委員長)を発足させて企画、運営している。今回のクイズラリーは初めて実行委員会が企画したイベント。親子連れや若者など、定期露店市とはあまり縁のなかった人たちにもこの機会に足を運んでくれることを願っている。