9日の豪雨で三条市では少なくとも9棟が床上浸水、150棟以上が床下浸水 (2014.7.10)

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台風8号の接近により梅雨前線が刺激された大雨により災害対策本部を設置した三条市は9日、午後3時半から国定勇人市長が会見し、少なくとも9棟が床上、150棟以上が床下の浸水被害があった。

 会見する国定三条市長
会見する国定三条市長

9日の豪雨の三条市のフォトアルバム

今回の豪雨災害の主要な対応は、7時40分の土砂災害警戒情報発令に伴う土砂災害警戒由来の災害対応と、雨そのものに伴う内水氾濫の災害対応の2つだった。

水害対応マニュアルに基づいて、午前2時50分に土壌雨量指数が基準を超えたことから第1次配備の警戒体制に入った。6時15分に第2次配備、7時48分に第3次配備に移行したと同時に、市長を本部長に災害対策本部を設置。あわせて、下田地域の長野から笠堀にかけての集落と、三条地域の本成寺、大崎、井栗など山手を中心に19地区に避難準備情報(土砂災害)を発令した。

災害時要援護者への支援の状況は、避難準備情報を発令した19地区の対象者は、合計151人で、内訳は情報伝達支援対象者103人、避難行動対象者48人。うち、14時現在の支援の完了は計143人で、情報伝達支援対象者97人、避難行動支援完了者46人。

また、内水氾濫対応については、会見までの被害報告では、床上浸水が少なくとも9件、床下浸水が約150件とし、今後、詳細は明らかになるがかなり広範囲にわたって氾濫がみられている。

消防職団員出動は、消防団41部333人、職員120人が出動。水防カ所は、新通川、布施谷川、吉津川、矢田集会所付近、飯田、牛ヶ首、荒沢地内それぞれに土のう処理を中心の水防活動を行った。建設業協会へ機械土のう処理を依頼したが水位低下により活動までは至らなかった、国土交通省に排水ポンプ車を依頼し稼働した。

さらに、今後の対応として、床上浸水等被害等被害には、過去の災害における状況などを照らしてどんな支援策ができるのかを内部で検討しているとした。

国定市長は、「今度また台風の本番が来ますので、引き続き警戒体制を怠らず、三条市全体として取り組んでいく」とさらに気を引き締めた。このあと三条市は、午後5時40分に避難準備情報を解除した。


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