燕市は7日、ことしも子ども記者の任命式を行い、広報「つばめ」10月15日号とあわせて発行する広報「つばめ」子ども版を製作する市内小学校の5、6年生23人を子ども記者に任命した。
子どもたちから子ども版の広報紙をつくってもらい、燕市のことを知って燕市を好きになってもらおうと一昨年から行っている取り組み。一昨年の21人、昨年の13を上回る23人が参加を申し込んだ。
男子3人、女子20人で、学年別は5年生10人、女13人。任命式には保護者と出席し、鈴木力市長から任命書と赤い腕章を受け取った。鈴木市長は「子どもたちが読みたいと思うような記事を書き、もっと小さな子どもたちが楽しんで読んでくれる公報をつくってください」、「仲間と協力し合いながらいい広報を」と期待した。
子どもたちは順にあいさつし、「どんなふうにお米ができるのか、鎚起銅器はどうやってつくるのかなと」、「たくさんの人と友だちになりたい」、「子どももおとなも楽しめるようなすてきな広報をつくりたい」と抱負を話した。
また、2人は昨年に続いての子ども記者。「子ども広報の内容が楽しかった」、「とてもおもしろい記事だった」と、これまで発行した子ども広報の魅力にひかれ、子ども記者にあこがれて申し込んだ子どももいた。
このあとさっそく編集会議。アイスブレークを行って4つのチームに分かれ、2チームが職業について、ほかは農業について、図書館についてをそれぞれテーマに取材することに決めた。
このあと取材の内容を詰め、取材の方法を学び、夏休み中に取材を行い、その後、記事を書き、パソコンで紙面のレイアウトも行って各チーム2ページの紙面を作成、表紙も含めて12ページの子ども広報を完成させる。また、ことしは初めて自分たちで子ども広報を製作する過程を撮影した動画もつくる。