新潟県立燕中等教育学校を支援する会が12日に平成26年度教育講演会、菅原裕子さんを講師に「10代の子どもの心のコーチング」 (2014.7.11)

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新潟県立燕中等教育学校を支援する会(田野隆夫会長)は、12日午後2時から燕三条リサーチコアで平成26年度教育講演会を開き、NPO法人ハーフルコミュニケーション代表理事の菅原裕子さんを講師に「10代の子どもの心のコーチング」をテーマに聴いてもらう。参加は無料。

 12日に燕三条リサーチコアで開かれる新潟県立燕中等教育学校を支援する会主催教育講演会のちらし
12日に燕三条リサーチコアで開かれる新潟県立燕中等教育学校を支援する会主催教育講演会のちらし

菅原さんは77年から人材開発コンサルタントとして企業の人材育成の仕事に携わり、それまでの「教え込む」研修とは違ったインタラクティブな研修を実施。参加者のやる気を引き出し、それを行動に結びつけることで、社員と企業双方の成長に貢献する。

95年、企業の人育てと自分自身の子育てという2つの「能力開発」の現場での体験をもとに、子どもが自分らしく生きることを援助したい大人のためのプログラム「ハートフルコミュニケーション」を開発。各地の学校やPTA、地方自治体の講演やワークショップで実施し、好評を得ている。06年にNPO法人ハートフルコミュニケーション=神奈川県横浜市=を設立し、代表理事に就任した。

講演会では、子どもの「生きる力」を育てるために、子どもに何を教え、どのように接すればいいか、親として、先生として、身近なおとなとしてできることは何かを話してもらい、子育てや地域の教育力の向上に役立てる。4時に終わる。

新潟県立燕中等教育学校を支援する会は、県立燕中等教育学校の誘致を目的に平成12年に発足し、開校後も支援を続けることで燕市内の教育力の向上に貢献しようと活動している。教育講演会は毎年開いており、同校PTAと燕市立小・中学校の発展を願う市民の会も共催する。

これまで学校長をはじめ教育者やアナウンサー、教育関係のライターなどを講師に迎えており、今回は燕市内に住むハートフルコミュニケーションのアシスタントの縁で菅原さんを講師に迎えることになった。

菅原さんは、子どもに教えなければならない3つのこととして、愛すること、責任をもつこと、人の役に立つ喜びを教えることを明確に示している。菅原さんが一方的に話すだけでなく、ロールプレイングのように疑似体験しながら心の感じ方を確認するような講演会となるようだ。興味のある人なら誰でも無料で参加できる。定員200人。参加の申し込みや問い合わせは新潟県立燕中等教育学校を支援する会事務局(電話:0256-66-4666、ファクシミリ:0256-66-4669)へ。

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