燕市教育委員会は、8日までに燕市内7つの児童クラブと児童クラブに準ずる5つの「なかまの会」にボードゲーム「カロム」を1台ずつを備えた。
昨年度も児童館内にある8つの児童クラブに1台ずつ備えており、これで市内すべて児童クラブ、「なかまの会」にカロムがそろった。
このカロムのゲーム台は、東日本大震災の経済復興のために立ちあがった「みんなともだちプロジェクト」による製品で、福島県いわき市の企業5社で共同製作されている「みんなともだちカロム」だ。
毎年、全国大会「C1カロムグランプリ」が開かれており
燕市には「みんなともだち新潟県支部」があり、県大会も燕市で開かれていることもあり、鈴木力市長をはじめ燕市ではカロムの普及を推進している。
そうした取り組みの一環で児童クラブなどにカロムを導入したもので、今回は県支部のカロム担当、霜鳥英梨さんが市教委職員とともに児童クラブと「なかまの会」を順に訪問して直接、カロムを届け、あわせて職員らに競技方法も指導した。ことしの県大会は8月10日に燕市児童研修館「こどもの森」で開かれ、県支部では大勢の参加に期待している。