26、27の2日間、三条パール金属スタジアムで行われるプロ野球ウエスタンリーグ公式戦阪神対中日に向け、同スタジアムでは本格的なグラウンド整備が始まった。
14日で同スタジアムで予定された第96回全国高校野球選手権新潟大会の4試合が終わり、15日は午後からグラウンドに土を入れた。
芝生のない部分は、選手が走る部分を中心に削れ、雨が降ると流されてだんだん土が減っていくため、定期的に土を入れる必要がある。前週の8日に土を入れたが、翌9日は三条市でも避難所が開設されるほどの大雨に見舞われ、せっかく入れたばかりの土が流れてしまった。
そのため、再び土を入れる必要に迫られたため、高校野球が終わるのを待って土を入れたもの。じっとしていても汗が噴き出す猛暑のなか、同スタジアムの指定管理者、株式会社丸富の柴山昌彦社長が直々にショベルカーに乗り、土を軽自動車のダンプカーに積んでは本塁と一塁の間のライン外側を中心に入れ、とんぼで平らにならした。
同スタジアムではスポーツ、野球の普及、振興を図ろうと、地域貢献活動として赤字覚悟で毎年、プロ野球のファーム戦を行っている。ことしは昨年と同じカードで、2日間ともデーゲーム。地元の三小相承会の太鼓演奏、県内のゆるキャラ大集合など新しいイベントも用意して大勢の来場を待っている。
チケットはおとな1,500円、子ども500円で、おとな前売り1,000円がある。前売り券は同スタジアムのほか、コンビニ店などで扱っており、チケットぴあのPコードは「591-500」、ローソンチケットのLコードは「33812」。問い合わせは同スタジアム(電話:0256-32-8911)へ。