19日の三条市青少年健全育成市民大会で和田中で都内初の民間人校長に就いた藤原和博さんが講演 (2014.7.17)

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三条市青少年育成市民会議などは、19日午後1時から三条市中央公民館で平成26年度三条市青少年健全育成市民大会を開き、都内初の民間校長で杉並区立和田中学校・元校長、教育改革実践家の藤原和博さんを講師に「〜子どもたちの未来を拓くために〜つなげよう!学校と地域社会」がテーマの講演会などを行う。入場無料。

三条市青少年育成市民会議のちらし
三条市青少年育成市民会議のちらし

2部構成で、第1部は午後1時から3時半までの本大会、第2部は4時からの街頭啓発活動。第1部は、三條太鼓相承会、三条ジュニア合唱団によるオープニングアトラクションで開会し、式典、藤原さんの講演会を開く。

藤原さんは1955年、東京生まれ。78年に東京大学経済学部卒業後、株式会社リクルート入社。東京営業統括部長、新規事業担当部長などを歴任後、93年よりヨーロッパ駐在、96年同社フェローとなる。2003年より5年間、都内で義務教育初の民間校長として杉並区立和田中学校校長を務める。08年から11年を橋本大阪府知事の特別顧問、14年から佐賀県武雄市の教育政策特別顧問に就く。

キャリア教育の本質を問う[よのなか]科『ベネッセ賞』、新しい地域活性化手段として「和田中地域本部」が『博報賞』、給食や農業体験を核とした和田中の「食育」と「読書活動」が『文部科学大臣賞』をダブル受賞し一挙四冠を達成した。

また、「地域本部」という保護者と地域ボランティアによる学校支援組織を学内に立ち上げ、土曜日に補習を行う「土曜寺子屋(ドテラ)、進学塾と連携した夜間塾「夜スペ」等、徹底的に学校を開くことで話題になった。入場は無料だが、入場整理券が必要で、市内4カ所で配布しているほか、メール「ikusei@city.sanjo.niigata.jp」でも受け付ける。

第2部は、午後4時から4時半まで、イオン三条店と原信三条四日町店、リオンドール大崎店の3会場で街頭啓発活動を行う。

同大会は、7月の「青少年の非行・被害防止全国強調月間」と「社会を明るくする運動強調月間」にあわせて、関係機関や団体、地域住民らが青少年健全について共通理解と認識を深め、それぞれの立場で運動を展開する契機とするために毎年、開いている。ことしも「地域での子育てはあいさつから〜人と人との豊かなかかわり合いを広げよう〜」をテーマに活動している。

入場整理券取扱い場所は、青少年育成センター、中央公民館及び各地区公民館、栄サービスセンター、下田サービスセンター。問い合わせは、三条市青少年健全育成市民大会事務局(電話:0256-32-0908)へ。


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