新潟県共同募金会と同三条市支会は17日、共同募金助成決定交付式を行い、地域活動支援事業や児童遊具設置修繕費などの事業に助成が決定した9自治会と26団体、4校に総額1,340万5,554円の目録を交付。あわせて7.13水害の翌年から寄付を継続する三条市医師会に共同募金運動感謝状を贈呈した。
午前10時から三条市総合福祉センターで交付式を開き、三条市支会会長の国定勇人三条市長、同市支会の事務局を務める三条市社会福祉協議会の?山興紀会長、表彰や助成の交付を受ける団体の代表者など40人近くが出席。
共同募金運動感謝状は、毎年3万円以上の寄付を5年以上継続している団体に贈られる。今回は、7.13水害の翌年平成17年から毎年、寄付を続けている一般社団法人三条市医師会1団体が受けた。
助成事業では、地域活動支援事業に2団体(計60万円)、福祉関係団体等活動費助成事業23団体(89万7,000円)、児童遊具設置修繕費助成事業4自治会(111万3,000円)、簡易ベンチ設置費助成事業5自治会(17万5,000円)、地域福祉推進校助成事業4校(40万円)、三条市社会福祉協会助成事業・同社協1団体(1,022万0,554円)の6つの助成事業で、合計26団体、9自治会、4小学校に総額1,340万5,554円の助成が決まった。
目録交付では、国定市長が各事業の代表者に「大切に使ってくださいね」と言葉を添えて、目録を手渡した。
出席者を代表して、児童遊具設置修繕費助成事業が決まった西中自治会の渡辺宜久自治会長が謝辞を述べた。同自治会では、1970年に建設、98年に閉館した児童館跡の樹木を整備した場所に設置したいとブランコを申請したと話し、「子どもたちもお母さんたちも喜んでくれるのではと、今から期待している」、「子どもたちに外で遊ぶ楽しさも知ってほしい」と感謝した。