19、20日と開かれている第43回分水まつりは朝方の大雨のため、主な行事は燕市分水総合体育館に会場を移して行われた。
雨により午後0時半からのオープニングセレモニーは会場を雨天時の分水総合体育館に移し、交通安全パレードは中止して停止演奏だけ行った。午後8時からの民謡流し・仮装盆踊り大会も分水総合体育館で行った。
民謡流し・仮装盆踊り大会には約200人が参加した。このころにはすっかり雨があがり、メーンストリートで行うのに何も問題はなかったが、体育館に移した放送設備を戻す時間がなかったため、そのまま体育館で行った。
体育館での民謡流しは何十年ぶりかというほど久しぶり。分水地区の名物行事、分水おいらん道中は昨年、雨のため体育館で行われた。ことしは好天に恵まれたが、今度は民謡流しが雨で体育館に移動させられた。
体育館は外より蒸し暑いうえ、見物客は数えるほどしかおらず、盛り上がりも今ひとつだったが、仮装盆踊りには5団体がエントリーして奇抜な衣装で楽しませてくれた。
一方、メーンストリートは88の露店が並んだ。昨年の106店舗より20店舗近く少なく、民謡流し・仮装盆踊り大会が体育館へ移ったため、こちらも人出は少なめだったが、中学生の女の子は浴衣が基本で、夏まつりの風情にあふれていた。