飛燕夏まつりの初日19日は、午後4時からことしで25周年を迎えた1000人みこしとよさこいソーランが行われて、まつりをにぎやかに盛り上げた。
飛燕夏まつりに1000人みこしが登場するようになって、ことしで四半世紀の25年。開会式では、みこしを支える飛燕夏まつり協賛会1000人みこし実行委員会の現在の霜鳥正樹実行委員長をはじめ、歴代実行委員長を紹介し、その功績をたたえた。
スタートの90年はみこしをレンタルしたが、地元の企業や市民から寄付で翌91年に鎚起みこし、さらに翌年に純銀みこし、数年後に純金みこしを次々と製作。担ぎ手不足で3基のみこしを出せない年もあったが、ことしも数百人が参加して3基がそろい、威勢のいいかけ声とともにメーンストリートを進み、続いて8団体がよさこいソーランを披露した。
ことし春までにサンロード宮町のオーバーアーケードが撤去されてから初めての飛燕夏まつり。昨年までサンロード宮町の戸隠神社前に設置したステージをことしはNTT跡地に移したが、1000人みこしの開会式はこれまで通り戸隠神社前で行った。
午前中は燕市災害対策本部が設置されるほどの大雨が降ったが、1000人みこしが始まるころには晴れ間が広がり、蒸し暑くなった。アーケードがなくなって風が吹き込み、市民は「アーケードがねーなってあっちぇのー」。アーケードがなくなったの会場はぐっと明るく雰囲気は良くなり、写真愛好者は「光線がいーなった」と撮影条件が良くなったことを喜んでいた。