三条市と三条市消防団(長谷川作雄消防団長)は、20日午前8時半から県三条地域振興局駐車場で第8回三条市消防団小型ポンプ操法競技会を開き、三条、栄、下田の3方面隊から13チームが出場してポンプ操法の技術を競い、本成寺分団が5連覇を達成した。
消防技術の向上や団員相互の連携、団体行動を的確にすることなどを目的に、旧三条市時代の昭和63年から毎年、開いている。
出場は三条方面隊6、栄方面隊4、下田方面隊3の計13チーム。1チーム5人編成で計60人の選手が出場した。小型ポンプにホースを設置、延長し、放水するまでの一連の動作を行い、規律や節度、敏しょう性、士気、安全性などの総合審査と所要時間の時計審査の合計で競った。
国定勇人市長をはじめ来賓、選手、役員など150人と応援の消防団員300人の約450人が参加。出場選手は、競技のスタートから終了まで約1分間の素早い行動を披露した。
蒸し暑さのなかでも、きびきびとした動作と大きな声で指示を伝えながらの的確な行動に、各チームの競技が終わるたびに拍手が送られていた。
競技の結果は、三条方面隊の本成寺分団が平成22年からの5連覇を達成した。上位3チームと優秀な成績を収めた各操作の選手1人ずつ4人に優秀選手賞を贈った。表彰を受けた3位以上のチームと成績好評の上位6チーム、個人の部の優秀選手は次の通り。敬称略。
[優秀選手賞]