三条市丸井今井邸で19日、毎月第3土曜の子どもビーズ教室が開かれ、午前と午後の2回で親子30人ほどが参加した。
午前10時からと午後2時からの2回開かれ、参加費500円でベニコンゴウインコ、ナマケモノ、シマウマのうち2匹をビーズで作った。午後からの教室は、近所の小学生の女の子のほか、加茂市から訪れた女の子も訪れ、親も含めて10人余りが参加した。
窓を開け放った2階和室に座り、設計図を見ながら色とりどりのきらきら光るビーズを選び、糸に通した。集中しないと糸に通すのは難しい。話をしているところではなく黙々と作業を続けていた。
丸井今井邸の子ども向けの定例の教室がいくつか開かれているが、ビーズ教室はことしで11年目。最初からずっと小林厚子さん(57)=三条市神明町=がボランティアで講師を務めており、ふたりの娘も手伝ってくれる。
「来てくださる人がすごい一生懸命で、手を動かす人たちの楽しそうな顔を見ていると楽しい」と小林さん。「来てくれる方がいる限り続けたい」と話している。次回は8月16日で、マンボウ、アナゴ、海草を作る。