7月21日から31日までの「森と湖に親しむ旬間」の一環で県三条地域振興局地域整備部は、26日に大谷ダム見学会を開くので参加者を募集している。
見学会は午前10時から正午まで。参加費は無料。定員は40人で先着順で申し込みを受け付けている。
見学会場は大谷ダムとダム資料館。県営初のロックフィルダムの大谷ダムの仕組みや役割を聞き、ふだんは見られないダム監査廊や管理用の水力発電機、管理事務所内のダム操作室を見学。ダム資料館ではビデオ「大谷ダム建設の記録」を鑑賞する。
ダム監査廊は、ダム内部を点検するための通路で、ダムの上の道路から約75メートル下のダムの底の位置に設置されている。ダムの内部の気温は10度から12度と低く、通路には水たまりや階段があるので、参加者は動きやすい服装に運動靴で、外気温との差が大きいので上着を持参するよう呼びかけている。
「森と湖に親しむ旬間」は、農林水産省と国土交通省が定めており、森林やダムの重要性について理解を深めてもらおうとさまざまな取り組みを行っている。
大谷ダム見学会では、そのダムを訪れた人でなければ配布されない全国統一の情報項目と写真を掲載した「ダムカード」の大谷ダム版をプレゼントする。
参加の申し込みや問い合わせは、午前9時から午後5時までの間に三条地域振興局地域整備部のダム管理課(電話:0256-47-2242)へ。