三条クラフトフェア実行委員会は23日、「第7回三条クラフトフェア in 槻の森」のチャリティー販売などに寄せられた善意25万円余りを、ことしも東日本大震災の影響で三条市に避難している人たちのために役立ててほしいと三条市に寄付した。
高橋恒夫実行委員長をはじめ5人の委員が市役所を訪れ、国定勇人市長に合計25万4,052円の善意が入った箱を手渡した。
同実行委員会は6月28、29日の2日間、三条市総合運動公園内の芝生広場でことしも三条クラフトフェアを開いた。初日のスタート前に雨に降られて出鼻をくじかれたが、県内外から昨年と同じ約4万人が来場した。
出店者は、全国から540の応募があり、その中から187のクラフトマンを選抜。さまざまなジャンルのクラフトマンから作品1点ずつをチャリティーで提供してもらい、チャリティー価格で販売した。寄付は、その売上すべてと趣旨に賛同した飲食店ブースの出店者から寄せられた善意を加えた。同実行委員会の寄付は東日本大震災発生後から毎年行い、4回目となった。
三条市は寄せられた善意は、趣旨に沿い、東日本大震災避難者支援事業に充当し、交流ルームひばりの運営など支援事業に充てられる。