燕市内3地区の夏まつりの最後、第57回吉田まつりが25、26の2日間、JR吉田駅前広場を中心に開かれる。
25日は午後7時15分から吉田駅前広場で、よしだ笑猫太鼓演舞披露に始まる。きららおひさま保育園カラーガード、吉田太鼓龍神会の演奏のあと、8時から吉田民謡流しで「吉田ばやし」と「吉田繁盛ぶし」を踊り、最後によさこい吉田繁盛ぶし&竿灯(かんとう)まつりを行う。
26日は午後5時に吉田神社から吉田駅前へ向かって各町内の山車が巡行。吉田駅前で子どもみこしと踊り披露で、最後に「舞燕」と「よさこい吉田繁盛ぶし」を行って終わる。昨年まではビジョンよしだで踊りなどを行ってから山車が出発したが、ことしは山車の巡行が先で、しかもビジョンよしだは使わないので、見物する人は注意する。
吉田まつりは、吉田諏訪神社=吉田上町=の祭礼もあわせて行われ、26日は午後2時半から5時まで神輿渡御が行われる。神輿には災厄消除、開運威力の持ち主の大天狗の、烏天狗が道案内役を務める。
吉田まつりを翌日に控えた24日は、吉田駅前にステージが設置された。吉田諏訪神社が面した通りには、アーケードの下に荒縄が張られ、家々が町内を通じて配布されたイネと紙垂(しで)を交互に下げて神輿渡御を迎える準備をしていた。